管内カメラ調査を通じて管路機能の適正な保持ならびに良質な水道水の安全供給、効果的な老朽管路の更新更生とを目的としています。

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一般社団法人 全国水道管内カメラ調査協会

一般社団法人 全国水道管内カメラ調査協会の歩み

2001(平成13) カメラ調査を開始

カメラ調査を開始(神戸市水道局)、以降、工法の改善・改良

2006(平成18)4月 20社が参加し協会設立

全国水道不断水内視鏡協会として明石市内のホテルで設立総会を開催。全国20社(施工会社16社、賛助会員4社)が出席し、設立趣意書・定款の承認、役員の選任、事業計画の決定などを行った。(写真)

 

 

 

 

2007(平成19)5月 会長に杉戸大作氏

第2回の通常総会で空席だった会長に元厚生省水道環境部長の杉戸大作氏が就任。協会名称を「全国水道管内カメラ調査協会」に改めた。

2007(平成19)10月 カメラ認定委員会スタート

水道管内調査カメラの性能、安全性、衛生性などを確保するため、協会内部に「カメラ認定委員会」(委員長:長岡裕東京都市大学教授)を設置し、水道の専門家らによる管内カメラの認定制度をスタートさせた。

2008年(平成20)10月 管路内面診断評価委員会を設置

水道管内調査カメラで撮影した映像を専門家が診断する「管路内面診断評価委員会」(委員長:小泉明首都大学東京大学院教授=大学名は当時)を設置。

2009(平成21)7月 管カメNews創刊

管カメ協の各種行事の内容や成果、会議における決定事項や今後の活動などを紹介する機関誌「管カメNews」を創刊。

2011(平成23)4月 一般社団法人に移行

法人改革の一環として制定された「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」」に基づき、一般社団法人の登記を行った。翌5月に東京都内のホテルで開催した第6回総会で一連の移行手続きを済ませ、協会名を「一般社団法人 全国水道管内カメラ調査協会」に改めた。第6回総会は、協会発足5周年に当たることから、多彩な来賓を招き、約100名が出席のもと発足5年と一般社団法人移行を祝った。同時に、活動拠点としての協会事務所を神戸市の中心部に位置するワールド三宮ビルに開設し、現在に至っている。

2012(平成24) 6月 技能講習会スタート

カメラ調査技術のアップと信頼性向上に向け、6月20、21日の両日、神戸市西区の協会研修センターで「ルミナスカメラ」(NH-40:技認第4号)を使用し、第1回のカメラ技能講習会を開催した。会員企業から計30名が参加し、水道概論、同カメラの特徴、構造などの講義の後、水圧をかけたデモ水道管でカメラの組み立て・操作を学んだ。(写真)

 

 

 

 

2013(平成25)1月 管カメハンドブック制作委員会を設置

水道管内カメラ調査という新しい技術・工法について、水道界への啓発を図り、設計積算など実務担当者に役立つような書籍「水道管内カメラ調査ハンドブック(略称:管カメハンドブック)」の発刊を目指して小泉明・首都大学東京(現東京都立大学)都市環境学部特任教授を委員長にハンドブック制作委員会を立ち上げた。制作委員会には外部委員として神戸市水道局、名古屋市上下水道局、東京水道サービス(株)からも専門家を招聘した。

2014(平成26)5月 管カメハンドブックを発刊

水道管内カメラを使った管路の維持管理計画づくり、その導入やカメラ調査の実際などを一冊の本にまとめた「水道管内カメラ調査ハンドブック」を5月に発刊した。発注者の便宜や、カメラ調査従事者の研修テキスト、カメラ調査の啓発などを目的としたもので、前年1月に制作委員会を立ち上げ、作業を進めてきた。

2015(平成27)7月 水道技術国際シンポに出展

第10回の水道技術国際シンポジウムが7月20日から22日にかけて神戸市の国際展示場で開催された。水道の最新技術、製品を紹介する展示会も併催され、当協会を含む41社・団体が出展した。当協会では、管内カメラの展示、管カメハンドブックやパネルによる技術紹介を行った。シンポジウムには海外からの150人を含め800人が登録し、国際色豊かなイベントになった。

2016(平成28)5月 10周年記念式典開く

5月16日、東京都港区の東京会館で第6回総会及び10周年記念式典を開催した。記念式典には来賓など80名が出席、前年逝去された小林康彦顧問、小泉明特別会員に感謝状を贈った。また、石飛博之・国立研究開発法人国立環境研究所理事が「災害環境研究の最前線」と題して特別講演を行った。9月には、10周年記念事業として作業を進めていた協会のロゴマークが完成した。

 

2020(令和2)6月 最高決議機関として「社員総会」を設置

コロナ禍のため第10回総会を書面審議で開催し、「定款の変更について」などの議案を全会一致で可決承認した。主な変更点は、社員総会を設置し、協会の最高決議機関としたことなど。

2020(令和2)10月 管カメマニュアルを発刊

カメラ調査の手順から、診断評価のノウハウ、報告書作成の要領まで様々なポイントを分かりやすく紹介した「水道管内カメラ診断評価マニュアル」(略称:管カメマニュアル)を発刊した。カメラ調査の実務に携わる従事者はもとより、多くの水道関係者に正しく理解してもらうため写真や事例、データなどを豊富に掲載している。

2022(令和4)6月 カメラ調査評価認定制度の運用を開始

「水道管内カメラ診断評価マニュアル」に従って、管内調査実施企業が作成した水道管内評価について、協会の管内評価認定委員会が全国一律の基準で客観的に評価結果の審査を行い、調査路線ごとに評価結果の認定を行う「水道管内カメラ調査評価認定制度」をスタートさせました。より信頼性の高い管内評価を実現するためのもので、認定された管内面の評価結果については「水道管内カメラ調査評価認定証」が発行されます。

2022(令和4)10月 設15周年式典を開催

10月18日、名古屋市中区のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で設立15周年記念式典を開催しました。来賓、会員など関係者約70名が出席し、熊谷和哉水資源機構理事(前厚生労働省水道課長)の特別講演「水道第四世代の創生」や記念表彰が行われました。記念表彰では長く顧問を務められている堀内厚生氏、長きにわたり副会長を務められこのほど退任された二瓶正智氏に顕彰状及び記念トロフィーが贈られました。式典後には、懇親会が開催され、和やかな歓談が繰り広げられました。

15周年式典で講演する熊谷氏